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ドアパンチの修理代はいくらかかる?修理や費用相場を解説

掲載日:2021.11.16 火曜日

車のドアに見覚えのない小さな傷が付いている場合、ドアパンチをされてしまった可能性があります。ドアパンチは、してしまうのも嫌ですが、されるのはもっと嫌なものです。
車を傷つけられると、気分も憂鬱になってしまうでしょう。

ここでは、ドアパンチの修理費用の相場や防ぐ方法などを紹介するので、いざという時のための参考にしてください。

ドアパンチの修理代はいくらかかる?修理や費用相場を解説

ドアパンチとは

ドアパンチとは、車のドアを開けた際に、隣の車にぶつけてしまってできる傷のことを言います。
ドアパンチの傷の度合いは、ドアがぶつかった衝撃の強さによって異なるため、ほとんど分からないような小さいものから、はっきりと凹みが分かるほど大きなものまでいろいろあります。

交通事故のように人にケガをさせることはないので軽視されがちですが、警察や保険を通すと物損事故扱いになるため注意しなくてはいけません。

ドアパンチの修理の費用相場

ドアパンチをされると、車に傷がつくので修理を検討することもあるでしょう。
修理の費用は、傷の深さや損傷の規模、車種や年式、修理の方法などで違ってくるので、正確な価格を知りたい場合はディーラーや修理工場で見積もりを出してもらう必要があります。
しかし、ある程度予算を確保しておきたい、という方は修理の費用相場を参考にしてください。

ドアを交換する場合

ドアを新品に交換する場合、車のグレードによって費用は大きく変わりますが、一般グレードで10万円から15万円、ハイグレードになると15万円から30万円が相場となります。

ドアを交換すれば、ドアパンチの部分だけでなく他の細かい傷もなくなるベストな修理方法と言えます。しかし、一部のドアだけ新品になるため、他のボディとの色の差が出てしまうことを考慮しておきましょう。

板金塗装をする場合

板金塗装の修理費用の相場は、3万円から5万円が目安となります。

手のひらより小さく、凹みも浅いドアパンチであれば、ドア交換よりも板金塗装をした方が安く済みます。
板金塗装はパーツの内側から傷を修復して、周囲の色味に合わせて塗装をし直す修理方法なので、技術力が高い修理工場で直しましょう。

ディーラーが手堅いと思うかもしれませんが、ディーラーはただの仲介で、実際の修理は外注となるため、費用も上乗せされて高くつくので注意してください。

デントリペアをする場合

500円玉ほどの凹みであればデントリペアで修理が可能です。
デントリペアの修理費用の相場は、1万円から2万円程度なので、板金塗装よりも安い費用で修理ができます。

デントリペアは、テコの原理を応用した修理方法で、車の隙間や内側から凹んでいる箇所を引き上げて直します。塗装などの加工をしないため、30分から2時間ぐらいで終わるうえに、ドアパンチと他の箇所の境目もないので仕上がりもとても綺麗です。

ただし、凹みしか直せないので、塗装が剥げている場合は費用が高くなるとしても板金塗装で直すことをおすすめします。

ドアパンチを防ぐ方法

ドアパンチをされた場合、加害者がその場にいれば警察や保険を通して修理してもらうことができます。しかし、実際には加害者が分からないというケースが多いので、ドアパンチをされないように防ぐ方法を覚えておきましょう。

できるだけ端に停める

国産車はもちろん、最近は外車も右ハンドルが多くなっているので、左側が壁や柱になっている端に停めるようにしましょう。駐車する際に、できるかぎり左側に寄せて停めることで、右側のスペースを確保できます。
端に停めれば、左側のドアパンチを防げるだけでなく、右側のスペースにも余裕ができるので、ドアパンチのリスクを軽減できます。

混雑する入り口付近を避ける

スーパーやショッピングモールなど、お店の駐車場は店内への入り口付近がもっとも混み合うので、できれば入り口から遠いところに停めるのがベストです。
利便性が高い駐車スペースは、車の移動が多く、特に子ども連れの車が停めることが多いためドアパンチされやすい場所と言えます。

少し入り口から離れたところに停めるだけでも、ドアパンチの被害は防げるので、支障がなければ入り口付近は避けるのが賢明です。

高級車の横に止める

高級車に乗っている人というのは、自分の車を傷つけないようにする傾向にあります。ドアパンチをしてしまうと自分の車にも傷がつくため、ドアの開け閉めにも注意を払うのが一般的です。
そのため、高級車の横を選んで停めるとドアパンチをされる確率も下がります。

逆に、車が傷だらけで修理していない車の場合、傷つけることに対して無頓着な人が多いのでドアパンチをされるリスクが高くなるため要注意です。

ドアパンチの修理はプロに頼もう!

ドアパンチの傷の度合いによっては、車用のカラータッチペンで直せることもあります。
自分で塗装すれば費用も安く済むので、車両保険に入っていない方であれば、この方法を選ぶのがお得かもしれません。

しかし、仕上がりのクオリティは保証されず、時間とともにドアパンチ以外の部分と色の差が出てくる可能性もあるので、自分で対処するのはおすすめできません。
大切な愛車を綺麗に乗り続けるためにも、ドアパンチの傷の修理は、コーティング・板金塗装を実施している当社にご相談ください。