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フロントガラスの撥水コーティングで雨の日も快適に!

掲載日:2021.11.05 金曜日

雨が降ると視界が悪くなるので、安全運転をするためにもフロントガラスに撥水コーティングをしておくのがベストです。撥水コーティングをすれば、水滴が付着しづらくなるのはもちろん、走行中は水滴が自然と流れ落ちるので良好な視界を確保できます。
当記事では、撥水コーティングのメリットややり方を紹介するので、まだ撥水をしていない方はぜひ参考にしてみてください。

フロントガラスの撥水コーティングで雨の日も快適に!

フロントガラスの撥水コーティングとは?

撥水コーティングとは、名前の通り水をはじくコーティングのことです。撥水コーティングは、水分をはじいて玉のようにする性質を持っています。
そのため、フロントガラスに撥水コーティングをしておくと、雨などの水分が玉になり流れ落ちることで、常に良好な視界を保つことができます。

フロントガラスに撥水コーティングをするメリット

ワイパーを使えば水滴をはじくことができるので、撥水コーティングは不要と思う方もいるかもしれません。
しかし、撥水コーティングには手間をかけるだけのメリットがあるので、必要ないと思っている方もチェックしておきましょう。

雨天時の視界の確保

まず一番に挙げられるのは、雨天時に視界を確保できるというメリットです。
ワイパーでも視界は確保できますが、時間が経つと水はじきが悪くなります。また、大雨の日などはワイパーを一番早く動かしても水滴で視界を遮られてしまうこともあるでしょう。

撥水コーティングをしておけば、走行中の風圧により水はどんどん流れるので、視界がクリアになります。どんなに大量の雨でも勝手に流れてくれるため、水滴で視界がゆがむこともありません。

ワイパー作動時の眠気を防止する

撥水コーティングをしておけば、ワイパー作動時の眠気を防止できるというメリットもあります。

雨量が少なければ、ワイパーでも十分に水滴をはじけます。ただし、ワイパーはメトロノームのように一定の間隔で作動するため、長時間ワイパーを動かした状態で運転していると眠気が誘発される可能性が高くなるのです。
撥水コーティングがされていれば、ワイパーを一時的に停止することもできるので、居眠り運転のリスクも回避できます。

メンテナンスが楽になる

撥水コーティングをすると、フロントガラスのメンテナンスがとても楽になるのもメリットです。

ガラスにはさまざまなホコリや汚れが付くうえに、こまめにメンテナンスをしていない車には油膜も付着します。油膜が付いてしまうと、対向車のライトが乱反射して視界が悪くなったり、普通に洗車をするだけでは落とせなかったりするのでとても厄介です。

コーティングをしておけば、あらゆるタイプの汚れが付きにくくなるので、フロントガラスを簡単にメンテナンスできます。

撥水コーティングのやり方について

フロントガラスの撥水コーティング剤は、塗布タイプ、スプレータイプの2種類に分かれます。
ここでは、それぞれのタイプの使い方について紹介します。

塗布タイプの撥水コーティング

塗布タイプは、商品によって塗り広げる専用フェルトが付いているもの、容器から直接塗るものなどいろいろあるので、使いやすいものを選びましょう。
まずは、食器用洗剤を使って、ガラスについている油膜を落とします。
油膜がついたままコーティングをしてしまうと、撥水効果が半減してしまうので必ず油膜を落としてください。

油膜を落としたら、フロントガラスにコーティング剤をまんべんなく塗布し、ムラがないか確認しましょう。ムラがなければ、しっかり塗布面を乾かして、タオルでコーティング剤が残らないようしっかり拭き上げます。

※コーティング剤によってはガラス面が濡れていても大丈夫なもの、乾いていないと使えものがあるので、説明書をしっかり読みましょう。

スプレータイプの撥水コーティング

スプレータイプの撥水コーティングは、吹き付けて拭き上げるだけなので、とても手軽に撥水加工ができます。

塗布タイプと同じく、まずは台所用洗剤や油膜取りなどを使って油膜をしっかり落とします。油膜を落としたら、軽く拭いてスプレーをまんべんなくフロントガラスに吹き付けます。
その後、撥水スプレーが乾く前に、綺麗なタオルを使って全体を拭き上げましょう。

ちなみに、スプレータイプは応急処置としても使えます。
雨が降ってきて、フロントガラスが見にくい場合は、やや多めにスプレーを吹き付けてワイパーを作動させましょう。この方法の撥水効果は一時的ですが、数時間であればクリアな視界を確保できます。

フロントガラスの撥水はプロにお任せ!

近年は、手軽にコーティングできる商品も発売されているので、自分で撥水加工をするのは難しいことではありません。
ただし、高い撥水効果や持続性という点でみると、市販のコーティング剤はどうしてもプロの撥水加工より劣ってしまいます。

運転の安全性を確保し、良好な視界を持続させるためには、やはりコストをかけてもプロに任せるのが正解です。水をはじくだけであれば自分でも撥水加工できますが、より長く安定した撥水効果を得たい方はプロに依頼しましょう。