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ウォータースポットの落とし方とは?できる原因もチェック!

掲載日:2022.03.18 金曜日

雨が降ったり洗車をしたりした後に、愛車に水垢などの汚れが付くことがあります。
ここでは、車の汚れの1種である「ウォータースポット」の落とし方や、それができる原因などを詳しく探って解説します。
ウォータースポットを発生させないための対策も紹介しているので、大切な愛車をキレイな状態で維持したい方は、ぜひご覧ください。

ウォータースポットの落とし方とは?できる原因もチェック!

ウォータースポットって何?

雨が降ったり洗車をしたりなど、何らかの原因で車が水分に触れた後で、車体に白い斑点のようなシミが付着することがあります。
それがウォータースポットです。
ウォータースポットはイオンデポジットとも言われますが、厳密には少し異なるので、解説します。

イオンデポジットとは、自動車のボディの付いた雨水や水道水などが蒸発した際に、水の中に含まれるミネラルなどの不純物が残った残留物がこびり付いてできた痕を指します。
もともと水滴が付着した場所に痕を残して、白いリング状のような形になります。

イオンデポジットは、水分に含まれるイオンなどの含有量が多く、高温で一気に焼かれるとこびり付きが酷くなります。
雨水よりも水道水、水道水よりも井戸水の方が、一般的には付着しやすいと言われています。

ウォータースポットというのは、このイオンデポジットが付いた後で、車体の塗装面に侵食してしまった状態を指しています。
ウォータースポットは、まるで月のクレーターのように、良く見るとその部分が凸凹になっているため、イオンデポジットとの区別は容易につきます。

ウォータースポットができる原因

イオンデポジットは、雨水や洗車時に付着した水分が蒸発し、車体に残った不純物がシミになったものですが、ウォータースポットは車体に付いた水滴が、レンズの代わりとなり太陽の熱を集めて、塗装面が焼けることにより発生する仕組みとなっています。
そのため、ただの汚れではなく塗装面に侵食して凸凹の状態となるのです。

ウォータースポットは、日光の熱を集めやすい夏場にできるケースが多いのが特徴です。
自動車のルーフ部分やボンネットなど、太陽の光を直接受ける場所に発生しやすくなっています。
真夏に洗車をして水分をしっかり取り去らないと、ウォータースポットができやすくなってしまいます。

ウォータースポットの落とし方

ウォータースポットを取り去るには、ポリッシングリキッドで磨く方法と、ウォータースポット除去剤を使用する方法の2通りが存在しています。
軽度のイオンデポジットの状態であれば、ウォータースポット除去剤で分解したりコンパウンド入りのワックスなどを使用したりすることで、車体を擦らずやさしく取り去ることができます。

ただし、ウォータースポットの状態までになっている場合は、ウォータースポット除去剤とポリッシングリキッドの2段構えでないと除去することは難しいでしょう。
素人が下手に手を出すと、大切な愛車を傷つけてしまうことになります。
そのため、専門業者に依頼することを強くおすすめします。

ウォータースポットを作らない3つの対策

ウォータースポットを作らないための対策を3つ紹介します。
きちんと対策することで、大切な愛車をキレイに維持することできるので、参考にしてください。

1.青空駐車をしない

ウォータースポットを作らない最善策は、車に乗らないで雨水などの水分に触れない車庫に保管しておくことです。
ただし、この方法は現実的ではないため、最低限、青空駐車を避けましょう。

カーポートでも良いので、屋根付きの車庫を用意して、なるべく雨水に触れないようにしてください。
どうしても車庫を用意できない場合は、ボディーカバーを購入して、雨の日だけでも良いので車を覆っておきましょう。

2.洗車をこまめに行う

車が雨水などに触れても、すぐに洗車を行いしっかりボディを乾燥させれば、ウォータースポットができるのを避けることができます。
青空駐車場を余儀なくされている方は、こまめに洗車を行うことが効果的です。

毎回しっかり洗車しなくても、車をキレイな状態で維持していれば、軽い水洗いだけでも問題ありません。
とにかく車に水が付いたら、早いうちに水分を拭き取ることを意識してください。

車体にウォータースポットを作ってしまえば、範囲は広くなくても愛車を傷つけるリスクを高めてしまいます。
大事に至る前に、ウォータースポットが確認されたときには、できるだけ早めに専門店に持ち込んで対処してもらいましょう。

3.コーディングを施す

車にコーディングを施すことにより、ウォータースポットやその他の汚れも付きにくくできます。
特にガラスコーティングなどの上質なコーティングを選択すれば、より高い効果を期待できます。

新車を購入するときには、ディーラーで長期保証付きのコーティングを提供してくれることが多く見られるので、進んで利用を検討してください。
中古車でも、ディーラーやガソリンスタンドやコーティングの専門店などで施工をしてもらうことができます。

仙台で車のトータルビューティーをお届けしている「カービューティープラザ」では、お客様の要望にあったカーコーティング施工を行っています。
ウォータースポットでお悩みの場合は、ぜひご相談ください。
他にも板金塗装、車検サービス、レンタカー、カーフィルムの施行などさまざまなサービスを提供しているので、どうぞ気軽にお問合せください。