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車のコーティングにかかる時間はどのくらい?種類別に詳しく解説!

掲載日:2022.05.23 月曜日

「車のコーティングって何?」「車にコーティングするにはどのくらいの時間が必要?」などの疑問をお持ちの方も大勢おられることでしょう。

本記事では、車のコーティングについて詳しく調べて解説します。
車のコーティングの種類別にかかる時間も紹介しているので、マイカーの輝きを長く維持したい方はぜひ参考にしてください。

車のコーティングにかかる時間はどのくらい?種類別に詳しく解説!

車のコーティングとは

車のコーティングというのは、車体の塗装面を樹脂やガラスなどでできた強固なコーティング膜被膜で覆うことを指しています。
コーティングとワックスを同じものだと考えている方も多いようですが、ワックスは油の膜を塗装面にのせることなので、両者は別物です。

ワックスの場合は油の膜をのせるだけなので、雨や車の熱などで簡単に溶けてしまい、普通に車を使用していれば寿命はわずか1~2週間程度となっています。
それに対してコーティングは、選択する種類によっても異なりますが、数ヶ月から数年程度も長持ちさせることができるのです。

車にコーティングするメリット

以下に、車にコーティングすることで得られるメリットを紹介します。

ボディに傷が付きにくくなる

車体に硬いコーティング被膜を形成させることにより強度が増して、細かい傷が付きにくくなります。
コーディング剤はどんどん進化しており、最近では自己修復型コーティングと呼ばれる塗装面に付着した傷が消える商品も発売されています。

洗車が楽になる

塗装面に形成したコーティング被膜は、水滴や汚れを弾くことから、洗車が楽になるメリットがあります。
車体をゴシゴシ擦る必要がなくなり、水圧だけで汚れを落とすことが可能になります。

雨染みが付きづらくなる

車体にコーティング被膜を形成することで、雨染みも付着しにくくなることも大きなメリットです。
雨染みが付着したとしても、水洗いで簡単に落とすことができます。

色あせや塗装の剥離を防止できる

コーティングすることにより、車体を酸化から守り、色あせや塗膜の剥離を防止することを可能にしてくれます。
コーティングをしないと、紫外線や酸性雨が車体に付着すると酸化を起こしてしまいます。

車のコーティングの流れ

以下に、車のコーティングの流れを紹介します。
コーティングは正しい手順で行わないと、せっかくの効果を長持ちさせられなくなってしまいます。

手順1.洗車を行う

車をコーティングする前には、車に付着した汚れをきれいに落とす必要があります。
ボディに付着している鉄粉もしっかり除去して、最後に水気をしっかり拭き取ります。

手順2. 研磨・脱脂作業

洗車が終わったら、塗装面を研磨してなめらかに仕上げていきます。
この工程がコーティングの質を大きく左右します。
研磨作業が完了したら、塗装面の油脂分をクロスなどでしっかり拭き取ります。

手順3.コーティング剤を塗布する

最後にコーティング剤を塗装面に塗布します。
この作業は雨などの水分やホコリが付かないように、できるだけ密閉した空間で行います。
コーティング剤は専用のスポンジを使用してまんべんなく車体に塗布し、硬化するまでしっかり乾燥させます。

車のコーティングにかかる時間

車のコーティングにかかる時間は、コーティング剤の種類によって大きく異なります。
以下に、種類別に要するコーティング作業の時間を紹介します。

樹脂系コーティング

樹脂系コーティングとは、フッ素、シリコン、テフロンなどの化学化合物を原料とするコーティング剤です。
化学反応により車体に塗膜を形成して、汚れから車を守ってくれます。

要する時間は30分~1時間程度で、ガソリンスタンドなどで行う手洗い洗車の延長で作業ができるため、費用面でもリーズナブルな点が魅力です。
ただし、その分コーティング塗膜の効果は長くても3ヶ月程度しか持続しません。

ガラス系コーティング

ガラス系コーティングは、コーティング剤の一部にガラス成分が含まれているものです。
樹脂系より高い保護力を持ち、仕上がりにも大きな差が出て艶と光沢を生み出します。
ガラス系コーティングに要する時間は1~2時間程度となっていて、効果は6ヶ月~1年程度継続します。

ガラスコーティング

ガラスコーティングとは、ガラス系よりも密度の高いガラス被膜を形成できるコーティング剤で、数年にわたって効果を得ることができるようになっています。
ガラス系コーティングと比べると費用がかなり高くなりますが、長く車に乗る場合は寿命が長い分、トータルで考えるとコスト的にはお得になるケースが多いです。

筆者もマイカーを所有していたときは、最初にガラス系コーティングを選択しました。
しかし、結局効果が1年程度しか続かなかったため、その後はガラスコーティングを選択しました。

費用は倍近くかかりましたが、3年間も効果が持続したため、トータル的にはコーティング費用を抑えることができました。

ガラスコーティングに要する時間は、最低でも1日以上となっています。
長ければ仕上がりまで3日程度かかりますが、高密度のガラス被膜を塗装面に形成させるためには、それなりの乾燥時間がどうしても必要となります。

コーティング後は洗車しなくて大丈夫?

時間と費用をかけてコーティングしたのだから、施工後に洗車は必要ないのでは?と考える方も少なくないようです。
しかし、どのようなコーティングを選択したとしても、洗車をしなくても良いことにはなりません。

確かにコーティングを施すことによって車に傷や汚れは付きにくくなりますが、汚れが全く付着しないわけではありません。
車を走行していると、虫の死骸や鳥の糞などが飛んでくることもあり、それらが付着すると時間が経過していくほど取り除くのが困難になってしまいます。

コーティングした車は、基本的には水洗いだけでOKですが、洗車機はなるべく使用しないようにする、炎天下での洗車は避けるなど注意点がいくつかあります。

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